2020年2月の資産運用結果報告(通算25ヶ月目)
2020年2月の資産運用結果を報告します。 ※掲載データは2020年2月29日に集計したものです
2020年2月:インデックスファンド運用結果
コロナショックで株が10%暴落したにもかかわらず海外株式インデックスファンドの評価額があまり目減りしていないのは、警戒して債券ポジションだった時期があったから。1月が陰線で終わるという警戒サインが出ていたので守りを固めておいてよかった。
2020年2月:アクティブファンド運用結果(ひふみ投信)
コロナショックで大きく下落。ひふみ投信は下落に先立って現金比率を30%まで高めていたとのこと。しかし下落幅は10%なのでインデックスとあまり変わらない…。
2020年2月:システムトレード運用結果
2月中盤まではソフトバンクGの急騰に乗って、ものすごく調子よかったんですよ。それが終盤でまさかの大幅損切りを余儀なくされこのような結果になりました。ただ、これは仕方ない、受け入れないといけない損失だと思います。
2020年2月:裁量トレード運用結果
有機合成薬品工業がコロナ銘柄として急騰したところを売った。これはナイストレードであった。
低位株といえども普通の株と同様の下落幅になっている。
2020年2月:資金総計
総資産は先月比2.2%減った。株価10%下落した割にはよくやったと思う。
2020年2月のトピック
コロナショック
新型コロナウイルスが世界中に拡大し、経済活動が滞る懸念から株価が暴落。
コロナショックで株が10%暴落。REITは9%下落。債券が1%上昇、金は5%上昇。
コロナウイルスの症状の軽微なウイルスとされ、これまで株式市場ではあまり警戒されていなかったが、感染拡大に歯止めがかからなかったため、2月下旬から一気に株価が急落した。
NYダウが戻りなしでこれほど直線的に下落していったのは歴史的にはじめてとのこと。システムトレードが機械的に損切りしているのが影響しているのかも。
これからリーマン級の暴落になるかどうか注視。もしリーマンショック級なら、2月は下げの序の口だったということになる。
株式市場では10年に一度くらい大きな下落が起きるので、私はそういった相場を乗り切れるように防御策のある方法で資産を運用してきた。
今回の下落で株一辺倒なら10%の損だったのに対し、2.2%の損にとどめることができたのは大きな成果だったと思う。
投資家の真価は下げ相場で問われるだろう。
警戒シグナルが点灯
「第1四半期(1~3月)中に前年12月の安値を割り込んだら大きな下落に注意」というアノマリーがあるのだが、まさか今年これが点灯するとは全く想像できなかった。
だが2月25日にこのシグナルが点灯してしまったので、下落はまだ続くと予想される。通常3、4月は株価が上昇する時期だが、ニュートラルなポジションで臨むことにする。