カタツの投資ブログ

2020年のアノマリー

      2020/03/31

2020年の統計的予測

2020年は大統領選の年なので過去の平均パフォーマンスは5%ほど。

年間の値動き予想は以下の青線。 引用元:https://jeffhirsch.tumblr.com/大統領選の年の年間パフォーマンス

赤線がすべての年での平均。黒線が大統領選の年の平均。青線が前年にパフォーマンスがよかった大統領選の年の平均(2020年の予測)。

2020年の予想である青線は4月まで前年の勢いを引き継いであげるが、8月から息切れして大きく下げるのが特徴。さらに10月末からは一気に上げ始める。

 

2020年の1月の警戒シグナル

サンタクロースラリー

  • 年末5日前の始値:3,225.45 (2019/12/24)
  • 年始2日目の終値:3,234.85 (2020/01/03)

例年通り上げた。

 

1月最初の5日間の早期警戒シグナル

  • 1月初日の始値:3,244.67 (2020/01/02)
  • 1月5日目の終値:3,253.05 (2020/01/08)

2020年1月5日目までのS&Pの値動き

2020年最初の5日間は例年通り上昇した。

 

1月バロメーター

  • 1月初日の始値:3,244.67 (2020/01/02)
  • 1月31日目の終値:3,225.52 (2020/01/31)

2020年1月SP

2020年1月は-0.6%の下落となった。

 

【まとめ】

サンタクロースラリーが来て、1月最初の5日間が上げて、1月全体で下げたのは1950年以来、今年を含めて11回。

過去10回のデータから2020年は以下が予想される。

  • 2~12月は確率80%で上げ。上げ幅は平均7.4% 
  • 2月は確率60%で下げ。下げ幅は平均 -1.5%

1月シグナルまとめ

 

2020年の第1四半期(1~3月)警戒システム

第1四半期(1~3月)中に2019/12/03のダウの終値27502.81を割り込んだら大きな下落(平均10%)に注意。

⇒ 2020/02/25終値で割り込んだ。大きな下落を警戒して3、4月はニュートラルポジションとする。年間の予測は以下に変更。

Q1で12月安値を割り込んだら

 

最高の6か月(前年10月~今年4月)がマイナスだった場合の次の6か月のパフォーマンス

最高の六か月のパフォーマンスがマイナスだった場合、続く六か月のパフォーマンスはマイナスになる確率が高い。通常は平均+2.0%だが、このパターンでは-4.5%。空売りでとるべき。

 - アノマリー, 投資