チャンスは何度でもやってくる
2017/10/04
トレードにおいてまずいこととして、チャンスを逃したときに「しまった」という思いから間違った行動を起こしてしまうということがある。
例えば何時間も待ってやっとできたセットアップの最後のスクイーズが甘かったがために仕掛けられないということがある。ここまでの行動は間違っていない。
しかし見送ったトレードが何事もなくもし仕掛けていたら目標値になっていたところまで行ったりすると、すごく損した気分になる。何度も言うが間違った行動はなにもしていないにもかかわらずだ。ついでにいうと資金は1円も損していないにもかかわらずだ。
こういうメンタルになるとどうなるかというと、そのあと大したことのないセットアップで仕掛けてしまうのだ。そして大概損をすることになる。
このような不合理な考え方にどう対処するか?
それは「チャンスは何度でもやってくる」ということに気づくことだと思う。そう、待っていれば見送ったトレードと同じように素晴らしいセットアップがまた必ずやってくるのだ。今度は仕掛けられるかもしれない。
例えば今月のようなボラティリティの低い相場ではまだ仕掛けの数がすごく少ないし、仕掛けてもフォロースルーがなさすぎてプラマイゼロになってしまっている。
しかし少ないとはいえ待っていればチャンスはやってきている。今日はひさびさに8pips取れた。来月になったらまた状況がかわるかもしれない。
相場は絶えず動き続けているから、チャンスは無限にやってくるのだ。だからしょーもないところで仕掛ける必要は全くない。たくさんあるチャンスのなかからさらに良いチャンスだけを厳選する自由がトレーダーにはあるということを知っておかねばならない。
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