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VPSでWebサーバーを簡単に立ち上げたいならこの本がオススメ

たった2日でわかるLinuxサーバーCentOS7.0対応」という書籍は、VPSサーバーを立ち上げることになった私をうまいことナビゲートしてくれました。

すべてを網羅するのではなく一本線を通す

本書はサーバーにまつわる全てのことが書かれているわけではありません。

Webサーバー構築に最低限の知識が過不足なく書かれている本です。

これにより2日で学習を終えるという荒技が可能になります。※実際にやってみると本当に正味2日でVPSサーバを立ち上げることができました。

本書の知識さえあれば独力でVPSサーバーを借りてホームページを立ち上げたり、WordPressをインストールしてブログを立ち上げることができるでしょう。

セキュリティについても、個人で運営するサイトならばこの程度でも大丈夫そうだなと思えるレベルです。

逆にWebサーバー以外のメールサーバーやDNSサーバーについては全く触れられていないので、そういったサーバーを構築したい人には向かないです。

まとめると本書はサーバに関するすべてのことを勉強するための本ではなく、右も左も分からない初心者がとっかかりとして実際に手を動かしながら学ぶのに向いています。

特に個人でWordPressブログやホームページをVPSサーバーを借りて立ち上げたい人が最も最適な読者でしょう。

私は学習の進め方として最初からすべてを網羅することを考えるのではなく、ある道を一本通しておいてそこを足がかりに道を広げていく方が全体の見通しがたって勉強の効率がよいと思っています。

そういう意味で本書はとてもオススメな本となっています。

WordPressなどのテスト環境(ローカルPCの仮想サーバ)としてもよい

本書のもう一つの利用法として、ローカルPCで仮想サーバを立ち上げてWordPressブログやサイトのテスト環境を構築するテキストともなります。

本書ではVirtualboxという無料の仮想マシンソフトウェアを自分のPCにインストールして、そこにCentos7をインストールして学習を進めていく構成となっています。

このローカル環境に構築した仮想マシンはインターネットにも接続されていて固有のIPアドレスを持っているのでWordPressブログやホームページのテスト環境として利用できるのです。

WordPressに不具合が出たときのデバッグ作業やテーマのカスタマイズをするときに、直接本番環境のコードを改変するのは結構リスクがあります。

よくテーマのfunction.phpをいじっていたら真っ白になっちゃったという報告が聞かれますが、テスト環境であればどれだけコードが破壊されようが本番環境はビクともしませんので安心して大胆な改修作業をすることができますよ。

WordPressブログ立ち上げの流れ

詳しく手順の説明は本書を読むのが手っ取り早いですが、Webサーバ構築のイメージを持ってもらうために例としてWordPressブログを立ち上げるまでの流れを簡単に書いてみます。

  1. VPSサーバを借りる(またはvirtualboxで仮想マシンを立ち上げる)
  2. Centos7をインストール ※CentosはLinuxのディストリビューションのなかでサーバ利用に特化したOSです。7はその最新版です。
  3. ftpサーバを立ち上げる ※ftpサーバを立ち上げることでリモートでCentOS内のファイルを操作できるようになります
  4. Webサーバ(Apache)を立ち上げる ※Apacheは最もメジャーなWebサーバです
  5. Mariadbでデータベースを生成 ※MariadbはデータベースソフトSQLですCentosを利用するときはこれを使います
  6. WordPressをインストール
  7. WordPressとデータベースを接続
  8. 各種セキュリティ設定を行う

何々サーバを立ち上げると聞くと何やら難しく聞こえますが、実際にはインストールしてスタートするコマンドを一回打ち込むだけなので簡単です。

本書では丁寧に手順が解説されているので、そのとおりに進めていけば自分でWordpressブログを2日で立ち上げることができました。

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